「歯医者」

1年半ぶりに歯医者に行った。

歯医者に喜んでいく人をみたことが
無いように、私もいつも嫌々行って
いる。

歯医者に行った理由は定期検診とか
ではなく、ずばり歯が痛くなったからだ。
きっと虫歯が出来たのだろう。

歯医者に予定通り着き、受付で待っている
とあのいやーな音が中から聞こえてくる。

キュィーン、キュィーン、ゴォー。

なんともいやーな音である。

聞きたくない音ナンバーワンである。
この音を聞くくらいなら、ラップを
聞いている方がまだましだ。

しばらくして名前を呼ばれ診察を
受けた。結果は、虫歯...ではなく、
単純に歯が削れて、そこに物が当たって
痛くなっていたのだ。いわゆる磨きすぎ
なのだそうだ。

とりあえず、虫歯でなくほっとした。
最近アルバイト先の上司から

「歯と内臓は若いときから大事にしておけ。」

と言われたばかりだったから、余計に
安心した。

小さい頃から虫歯に悩まされてきた私だが
診察を受けて虫歯と診断されなかった
ことははじめてのことである。

やはり去年から使いはじめた、歯間ブラシが
功を奏しているようだ。

人は目に見えてわかるものはなんでも
信じやすく注意しやすいが、虫歯のように
進行が遅く且つ目に見えづらいところに
あるものは不注意になりがちである。
だからこそ、歯などは余計に注意すべき
なのである。

入れ歯の人の気持ちはわからないが、
きっとよいものでは無いだろう。
体に良いと思われることは出来る限り続けて
年をとっても自分の歯で食べられるよう
気をつけていこう。

歯間ブラシは結構、歯石予防や歯垢除去に効果的
である。是非、利用することをお勧めする。