「模造品」

内閣府による世論調査によれば、偽ブランド品や
海賊版のDVD等の模造品の購入について、容認する
意見が反対を上回っているという結果が出た。

模造品の購入について

「どんな理由でもすべきでない」39.6％
「仕方ない」40.2％。
「公然と売っているので購入してもよい」6.7％

という内訳だ。

先日模造品についての中国の調査結果について
私の考えを日記に書いたが、まさか我が国に
おいても模造品購入希望者が多いとは...。

まだまだ日本も精神的には発展途上国である。

経済的に恵まれているというのに何故ゆえに
コピー商品を購入するのか。
単に金額が安いからか、それとも...。

コピー商品の防止は結局は消費者の
意識に懸かっている。
購入希望者がいれば、違法な輸入を
食い止めることは無理である。

どうしてそんなにコピー商品が欲しいのか...。
私には分からない。

有名ブランド企業は、単に商品戦略が
上手いだけでなく、知的財産権の戦略において
も一歩も二歩も先に行っている。
水際でコピー商品を取り締まるように税関に
働きかけているのだ。
これによりコピー商品を国内に極力持ち込ませず
ブランドの質とプライドを保っている。

さすがブランド企業だけある。

模造品は所詮模造品なのであって、ブランド品
本来のプライドとか質等とは無縁のものである。

ブランドに限らず、本物志向の人間がもっと
増えて欲しいと切実に願う今日この頃である。