「マイナスイオン(改)」
2004年8月2日前述のとおり私はマイナスイオン発生器を購入した経緯が
ある。
もちろんマイナスイオンはきっと体にいいんだろうなぁ
という淡い期待を抱いてである。
が、しかし果たしてマイナスイオンは発生しているのか。
体によい影響があるというのは本当に化学的に実際どう
なのかという疑問が今日改めて生まれたため再度日記に
登場させることにした。
ここでいうマイナスイオンとは、端的に述べれば
電気的にマイナスに傾いているイオンをいう。
というのも知り合いが某大学の研究室に属しており
そこには「質量分析器」というのがあるらしく、
それでマイナスイオンを最近測定したというので
ある。
「質量分析器」
それは、さまざまな物質のスペクトルを測定できる
代物で、いろいろな物質の性質や内容が調べられる
ものなのだそうだ。
そしてその研究室に某メーカーの担当者(あえて
表現するなら”鋭い社”)があらわれ、分析を
頼んだらしい。その内容とは、某社の製品から
「マイナスイオンが本当に発生しているか?」
というものだったそうである。
世間ではマイナスイオン発生器として認識されている
製品についての分析依頼である。
果たして、その結果や如何に。
その研究生曰く。こうだ。
「何度分析しても、発生して無いんです。」
とのこと。
マイナスイオン発生器を購入した私としては
死活問題...いや、大変な問題である。
(薄々怪しいとは思っていたが...)
おいおい、発生もしているかどうかもわからない
ものをマイナスイオン発生器として発売してよい
のか...。詐欺だ...。
(発生していると誤信して購入した私は民法95条による錯誤
無効を主張するか、96条1項により詐欺取消を...)
メーカーは違うが私の購入した機器の名前は
そういえば ”イオンコンディショナー”で
あった気が...。
「しまった。(-_-;)」
さすがN社である。じょうずなネーミングだ。
そもそもマイナスイオン発生には2種類あって、
電気的に発生させるものと、自然的な(水の粒子を
ぶつけ合って発生)発生方法があるらしい。
その大学で調べたものは電気的に発生させる
ものであったそうだから、私の所持している機器とは
構造上違うのであるが、まあ世間で騒がれている
程マイナスイオンの発生や特徴は実際まだまだ証明されていない
ようである。
ちなみに、話は少しそれるが、マイナスイオン発生器
付のドライヤーは人に優しいようである。
なぜなら、普通のドライヤーは熱により本体プラスチック
部分から人体に有毒な”フタル酸”が発生しているからである。
(いわゆる環境ホルモン)
まあ、その研究室の人の話を聞くと如何に現代社会が
環境ホルモンに汚染されているかよくわかる。
マイナスイオンの信憑性など、
どうでもよいくらいにである。
結局その研究室の人と約2時間ほど話をしたのだが、
隣でそれを聞いていた文系出身のお姉さんが私達に
こう言った。
「まあ、今まで知らずに生きてきてるんだから
それでいいんじゃない?」
と。
マイナスイオン発生器ではなく、マイナス
発生器が今ここに...。
ある。
もちろんマイナスイオンはきっと体にいいんだろうなぁ
という淡い期待を抱いてである。
が、しかし果たしてマイナスイオンは発生しているのか。
体によい影響があるというのは本当に化学的に実際どう
なのかという疑問が今日改めて生まれたため再度日記に
登場させることにした。
ここでいうマイナスイオンとは、端的に述べれば
電気的にマイナスに傾いているイオンをいう。
というのも知り合いが某大学の研究室に属しており
そこには「質量分析器」というのがあるらしく、
それでマイナスイオンを最近測定したというので
ある。
「質量分析器」
それは、さまざまな物質のスペクトルを測定できる
代物で、いろいろな物質の性質や内容が調べられる
ものなのだそうだ。
そしてその研究室に某メーカーの担当者(あえて
表現するなら”鋭い社”)があらわれ、分析を
頼んだらしい。その内容とは、某社の製品から
「マイナスイオンが本当に発生しているか?」
というものだったそうである。
世間ではマイナスイオン発生器として認識されている
製品についての分析依頼である。
果たして、その結果や如何に。
その研究生曰く。こうだ。
「何度分析しても、発生して無いんです。」
とのこと。
マイナスイオン発生器を購入した私としては
死活問題...いや、大変な問題である。
(薄々怪しいとは思っていたが...)
おいおい、発生もしているかどうかもわからない
ものをマイナスイオン発生器として発売してよい
のか...。詐欺だ...。
(発生していると誤信して購入した私は民法95条による錯誤
無効を主張するか、96条1項により詐欺取消を...)
メーカーは違うが私の購入した機器の名前は
そういえば ”イオンコンディショナー”で
あった気が...。
「しまった。(-_-;)」
さすがN社である。じょうずなネーミングだ。
そもそもマイナスイオン発生には2種類あって、
電気的に発生させるものと、自然的な(水の粒子を
ぶつけ合って発生)発生方法があるらしい。
その大学で調べたものは電気的に発生させる
ものであったそうだから、私の所持している機器とは
構造上違うのであるが、まあ世間で騒がれている
程マイナスイオンの発生や特徴は実際まだまだ証明されていない
ようである。
ちなみに、話は少しそれるが、マイナスイオン発生器
付のドライヤーは人に優しいようである。
なぜなら、普通のドライヤーは熱により本体プラスチック
部分から人体に有毒な”フタル酸”が発生しているからである。
(いわゆる環境ホルモン)
まあ、その研究室の人の話を聞くと如何に現代社会が
環境ホルモンに汚染されているかよくわかる。
マイナスイオンの信憑性など、
どうでもよいくらいにである。
結局その研究室の人と約2時間ほど話をしたのだが、
隣でそれを聞いていた文系出身のお姉さんが私達に
こう言った。
「まあ、今まで知らずに生きてきてるんだから
それでいいんじゃない?」
と。
マイナスイオン発生器ではなく、マイナス
発生器が今ここに...。
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