「13階段」

2004年7月20日
13階段という映画がある。

冤罪の死刑囚を新事実の発見により救う
というストーリーである。
過去を引きずる男達の葛藤を山崎務と反町隆史
が演じている。

見終わった後「死刑」について改めて
考えさせられた。

日本は未だ死刑が行われている国である。

刑務所の目的について日本は海外と異なっている。
海外は報復として、日本は社会復帰・更生の目的
として刑務所が存在する。
しかしながら、日本においてその目的はあまり
達成されず再犯率の高さから死刑存続が求められ
ている。

死刑は本当に必要なのか。

映画の中で山崎演じる刑務官は言う
「死んでけりなんかつかない。俺たちは生きていく
しかないんだ。」と。

殺人のような罪をどうやって償えばよいのか。
死ぬことで何かが変わるのか。
被害者の意識が変わればそれでよいのか。

法律学は閉鎖系(規定された範囲内)での議論
がほぼ不可能であるから机上の理論で結論は
出なさそうだ。
なにを最終的なよりどころとして結論を出すべきか
刑法学者に直接聞いてみたい。

生命倫理か、行動規範に対する処罰か。

私はこう思う。
被害者の立場にならなければ、死刑の本当の
意味はわからないと。

すすんで当事者になりたいとは無いが、
被害者感情を一見汲み取ったような空理空論
を振りかざす偽善者にはなりたくない。

なんだかテスト前だから、考えが抑圧的だ。

後2週間、張り切って乗り切ろう(^_-)-☆

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

日記内を検索