「ガタンゴトン」

2004年7月5日
深夜になると私の家のように線路沿線でなくとも
はるばる電車の音が聞こえてくるときがある。

空気が澄み切っているのだろうか。
遠くで聞く音はなかなか心地よい。

TVで電車の踏み切りがあぶないという
コーナーがあった。
踏み切りのあの窪みに電動車いすの車輪が
挟まってしまい、自力で脱出できないとの
ことだ。

電動車いすでは、車輪が窪みに挟まってしまった
場合誰かの助けが無いとそこから抜け出すこと
は厳しいのだ。

電動車いすも段差にはさすがに弱い。

私も恥ずかしながら、靴がくぼみにはまりこんだ
ことがある。結構挟み込まれると、あせっている
のでとれないものである。

あれで電車が来てしまうと正直パニックになるか
もしれない。

よく遮断機が下りている中を、自転車で潜り抜け
ようとする人を見かけるが私はもうそこまで
して遮断機と戦う気力は無い。じっと待ったほう
が、安心だ。

TVでは、電動車いすの踏切における問題について
いろいろと解決策を練っていたが、最終的に
以下のようなことにおさまった。

某教授
「車椅子の規格を早く作って、規制しないと駄目です。」

さすが、えらい人である。
解決策はまず、”規制”からということですか。

某タレント
「いっそのこと踏み切りのくぼみをなくせばいいのに。」

ブラボー!! 迷回答である。
くぼみがなければ電車は走らないのですが...。

おそらく窪みを変えることは出来ないだろうから
車いすメーカーと利用者の知識の共有からはじめないと
ことは進まないだろうと私は思う。

現実に立ち会わないと問題点はなかなか理解できないもの
である。

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