「プロフェッショナル」
2004年6月29日ある弁護士の方が講演会で私達学生に対しこういう質問
をなげかけた。
「プロフェッショナルとは何ですか。」と。
ある人は、「専門性が高く、自身と誇りを持って
できること。」と答えた。
またある人は、「プロとアマチュアの差は、他人に対し
与えることができるかどうかである。」と答えた。
私は直感的に「自己満足」ではないかと感じた。
職人を見ても、芸術家を見ても自己満足の為に
行動しているとしか思えないからだ。他人に興味は
あまりなさそうだ。
ヒロ・ヤマガタもある番組でこう発言していた。
「自分が楽しいからやるんですよ。」と。
アメリカの弁護士事務所は巨大化の一途をたどって
いる。「Professional」から「Business」へと変化
しているからだそうだ。
日本も急速なピッチで巨大事務所化への道を歩んで
いる。
アメリカの弁護士数は約85−90万人。
対する日本は約2万人。
人口比率が2倍程度なのを勘案すると、アメリカは弁護士の
供給過多に陥っている。あきらかな過当競争がくりひろげ
られている。
弁護士としての営業形態も”弧”から巨大な”個”へと
変遷をしないと過酷なビジネス競争の中では生き残れ
ないのかもしれない。
先ほどの「プロフェッショナルとは?」という質問の
解答について、講演者は「顧客のニーズを第一に考えること」
だと語った。
私は、弁護士をビジネスとして捕らえた観点からは正しい
ように感じる。しかし、”社会正義なるものを実現する”
という観点からは果たして正解なものか。
正しい解答は社会と時間が導いてくれるであろうが、
根本的な”社会正義の実現”を弁護士は忘れてはいけない
気がするのは私だけであろうか。
数学のように答えが唯一であれば、楽なのに。
社会において数学でいう”解”を見つけること自体無理
なのだろうか。
をなげかけた。
「プロフェッショナルとは何ですか。」と。
ある人は、「専門性が高く、自身と誇りを持って
できること。」と答えた。
またある人は、「プロとアマチュアの差は、他人に対し
与えることができるかどうかである。」と答えた。
私は直感的に「自己満足」ではないかと感じた。
職人を見ても、芸術家を見ても自己満足の為に
行動しているとしか思えないからだ。他人に興味は
あまりなさそうだ。
ヒロ・ヤマガタもある番組でこう発言していた。
「自分が楽しいからやるんですよ。」と。
アメリカの弁護士事務所は巨大化の一途をたどって
いる。「Professional」から「Business」へと変化
しているからだそうだ。
日本も急速なピッチで巨大事務所化への道を歩んで
いる。
アメリカの弁護士数は約85−90万人。
対する日本は約2万人。
人口比率が2倍程度なのを勘案すると、アメリカは弁護士の
供給過多に陥っている。あきらかな過当競争がくりひろげ
られている。
弁護士としての営業形態も”弧”から巨大な”個”へと
変遷をしないと過酷なビジネス競争の中では生き残れ
ないのかもしれない。
先ほどの「プロフェッショナルとは?」という質問の
解答について、講演者は「顧客のニーズを第一に考えること」
だと語った。
私は、弁護士をビジネスとして捕らえた観点からは正しい
ように感じる。しかし、”社会正義なるものを実現する”
という観点からは果たして正解なものか。
正しい解答は社会と時間が導いてくれるであろうが、
根本的な”社会正義の実現”を弁護士は忘れてはいけない
気がするのは私だけであろうか。
数学のように答えが唯一であれば、楽なのに。
社会において数学でいう”解”を見つけること自体無理
なのだろうか。
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