「何か話を...」

2004年6月10日
前述したかと思うが私は塾の講師である。
普段は20人前後の生徒を相手に講義形式で授業を
行っている。授業を面白くするかどうかは私次第
である。
生徒によく質問をするのだがときどき困った生徒
もいる。

「....。」 無回答である。

「わからない。」とか「○○です。」とか
それなりに答えてくれるのならまだいい。
無回答が一番困る返答だ。
無回答により一瞬教室が静かになるのがわかる。
「あれ?当てた私が悪かったのかな」なんて、
自分を省みてしまったり。

眠かったり、聞いていなかったりするのは誰でも
あることだか、毎回無回答となると非常に対応が
難しい。
最終的には次の人に当てることでその場をしのぐ
ことができるが、根本的な解決方法はないものか。

そこで私は考えた。口頭で答えを求めるから
駄目なのであって、黒板に解答を書かせれば大丈夫
だろうと。どうしても着席している席を離れて、
なにかしら反応をしないと駄目だからだ。

その結果....彼は席を離れず無回答であった。

そうくるか....。

次の授業まであと1週間。
彼に当てない事は簡単だが、授業に参加するという
意味で彼から回答を引き出す画策をしないと。
先生としての力量が今問われている。

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